31PM016|第31回 歯科衛生士国家試験 過去問
Leavell&Clarkの疾病の自然史に応じた5つの予防手段と3つの予防段階の概念図を示す。 ③で実施するのはどれか。1つ選べ。

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正解: b
正答
b:歯周病の検診
この問題のポイント
図の③は疾病自然史の「見つけうる早期障害」に置かれた二次予防です。症状が乏しい段階で疾病を発見する手段を選びます。
解説
LeavellとClarkの整理では、①健康増進、②特殊予防が発病前の一次予防、③早期発見・早期治療と④障害進展の制限が二次予防、⑤リハビリテーションが三次予防です。歯周病検診ではプロービング、歯肉出血、歯石などを調べ、本人が強い自覚症状を示す前に歯周組織の異常を見つけて治療・保健指導につなげるため③に一致します。画像でも③は「見つけうる早期障害」の列です。
選択肢の確認
- a 歯周外科処置:進行した歯周病に対し病変除去や組織形態改善を図る治療で、早期発見そのものではなく④側に位置づけます。
- b 歯周病の検診:無症状・軽症段階の病変を発見し早期介入へ結びつける二次予防③です。
- c 小窩裂溝填塞:発病前に小窩裂溝を封鎖してう蝕を防ぐ特殊予防で、一次予防②に当たります。
- d 代用甘味料の使用:う蝕原性糖質への曝露を減らす発病前の特殊予防で、一次予防に含まれます。
覚えるポイント
一次=健康増進・特殊予防、二次=早期発見治療・進展制限、三次=機能回復。検診は二次予防の代表です。