34AM031|第34回 歯科衛生士国家試験 過去問
行動変容における認知行動療法の概念図を示す。この療法で問題解決法の対象はどれか。1つ選べ。

解答・解説を見る
正解: b
正答
b:②(行動)
この問題のポイント
認知行動療法の構成要素のうち、問題解決法が直接働きかける対象を選びます。
解説
認知行動療法では、環境・状況に対して認知、感情、身体反応、行動が相互に影響すると捉えます。問題解決法は、解決すべき問題を具体化し、複数の対応案を挙げ、利点・欠点を比較して実行し、その結果を評価する行動的技法です。したがって図の②「行動」が主な対象です。歯科保健指導なら「間食をやめられない」を曖昧な性格問題とせず、時間帯や環境を特定し、代替行動を試すよう支援します。認知の修正には認知再構成法、身体反応にはリラクセーションなど別の技法を使い分けます。
選択肢の確認
- a ① 感情:気分は相互作用しますが、問題解決法の直接の標的として選ぶ項目ではありません。
- b ② 行動:実行可能な解決行動を立案・実施・評価するため正しいです。
- c ③ 身体:身体症状への対処には呼吸法やリラクセーションなどが用いられます。
- d ④ 認知:非機能的思考の検討には認知再構成法が中心です。
覚えるポイント
問題解決法は問題の明確化→案出→選択→実行→評価という行動的手順です。