34PM074|第34回 歯科衛生士国家試験 過去問
う蝕のリスク検査で、唾液中の細菌の酸産生能をエナメル質粉末の溶解量で評価するのはどれか。1つ選べ。
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正解: c
正答
c:Fosdick test
この問題のポイント
う蝕活動性試験を、その測定原理から識別する問題です。エナメル質粉末の酸による溶解量を測るのがFosdick testです。
解説
Fosdick testは唾液と糖質を一定条件で反応させ、口腔細菌が産生した酸によってエナメル質粉末から溶出するカルシウム量などを測定し、酸産生能を評価します。細菌数そのものではなく、代謝により生じた酸が歯質を溶かす能力を反映します。う蝕リスクはこの検査だけで決めず、既往、食習慣、フッ化物、唾液量、プラークも総合します。
選択肢の確認
- a Wach test:唾液・プラークの酸産生を別の指標で評価し、エナメル粉末溶解量の方法ではありません。
- b Snyder test:培地のpH低下を指示薬の色調変化で評価します。
- c Fosdick test:エナメル質粉末の溶解量から酸産生能をみる正答です。
- d Hadley test:主に唾液中乳酸桿菌数を培養して評価する方法です。
覚えるポイント
Snyderは色、Fosdickはエナメル粉末溶解、培養による菌数試験はミュータンス菌・乳酸桿菌を評価します。