31AM077|第31回 歯科衛生士国家試験 過去問
う蝕リスク検査の結果の写真(別冊午前 No.29)を別に示す。 評価しているのはどれか。1つ選べ。

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正解: c
正答
c:Streptococcus mutans
この問題のポイント
写真は唾液を付着させた培養ストリップ上の青色コロニー密度を判定するDentocult SM系の検査です。対象菌を選びます。
解説
ミュータンスレンサ球菌は歯面へ付着し、ショ糖から不溶性グルカンをつくり、酸を産生・耐酸性を示すう蝕関連菌です。Dentocult SMでは選択培地を用いて唾液中のミュータンスレンサ球菌を培養し、写真のストリップ上に発育した青色コロニーの密度を標準図と比較して菌数レベルを評価します。結果は単独でう蝕発症を決定するものではなく、う蝕経験、プラーク、食習慣、唾液量・緩衝能などと併せてリスク判定します。
選択肢の確認
- a Candida albicans:真菌で口腔カンジダ症に関係し、写真のミュータンス菌選択培養検査の対象ではありません。
- b Lactobacillus casei:乳酸桿菌はう蝕進行と関連し、Dentocult LBなど別の選択培地で評価します。
- c Streptococcus mutans:歯面付着・グルカン形成・酸産生に優れ、写真の検査対象なので正答です。
- d Porphyromonas gingivalis:黒色色素産生性の偏性嫌気性歯周病原細菌で、歯周病検査の対象です。
覚えるポイント
Dentocult SM=mutans streptococci、Dentocult LB=lactobacilli。培養コロニー密度を他のリスク因子と統合します。