35PM035|第35回 歯科衛生士国家試験 過去問
唾液検査で評価するのはどれか。2つ選べ。
2つ選択
解答・解説を見る
正解: a・d
正答
a・d:pH、分泌量
この問題のポイント
う蝕リスク評価などで行う唾液検査の客観的測定項目を選ぶ問題です。酸性度・緩衝能に関わるpHと、唾液分泌量が重要です。
解説
唾液検査では安静時または刺激時の唾液を採取し、一定時間当たりの分泌量、pH、緩衝能、細菌量などを評価します。分泌量が少ないと食物残渣や糖のクリアランスが低下し、緩衝と再石灰化に必要な成分の供給も減ります。pHが低い状態や酸への抵抗性が低い状態も、脱灰優位となる要因です。採取条件を統一することが再現性に不可欠です。
選択肢の確認
- a pH:口腔内の酸塩基状態を反映し、検査紙や電極などで測定できます。
- b 色調:血液混入などの観察所見にはなりますが、標準的なう蝕リスク項目として定量しません。
- c 芳香:主観的で再現性が低く、通常の唾液検査項目ではありません。
- d 分泌量:一定時間の採取量から求め、口腔乾燥や自浄作用を評価します。
覚えるポイント
唾液のう蝕防御は『量による洗浄』『重炭酸による緩衝』『カルシウム・リンによる再石灰化』です。