34PM005|第34回 歯科衛生士国家試験 過去問
耳下腺唾液の電解質濃度と分泌速度の関係を図に示す。Na+はどれか。1つ選べ。

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正解: a
正答
a:曲線①
この問題のポイント
唾液分泌速度による電解質濃度変化を理解し、Na⁺の曲線を選ぶ問題です。流速が増すほど導管での再吸収時間が短くなり、Na⁺濃度は上昇します。
解説
腺房で作られる一次唾液は血漿に近い等張性ですが、導管通過中にNa⁺とCl⁻が再吸収され、K⁺とHCO₃⁻が分泌されます。導管の水透過性が低いため最終唾液は低張性です。分泌速度が速くなるとNa⁺再吸収が十分に進まず、最終唾液中Na⁺濃度は上がって血漿値へ近づきます。図ではその上昇曲線が①です。
選択肢の確認
- a ①:分泌速度とともに大きく上昇するNa⁺の特徴に一致します。
- b ②:HCO₃⁻など別の電解質の変化を示す曲線で、Na⁺の代表曲線ではありません。
- c ③:流速増加で低下または変化の小さい成分を示し、Na⁺と合いません。
- d ④:K⁺など比較的高値から変動する成分の曲線で、Na⁺ではありません。
覚えるポイント
流速上昇でNa⁺・Cl⁻・HCO₃⁻は概ね上昇し、K⁺は低下傾向です。導管での滞在時間を軸に考えます。