34PM006|第34回 歯科衛生士国家試験 過去問
味覚の神経機構を模式図に示す。①で示す点線で囲んだ部位はどれか。1つ選べ。

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正解: a
正答
a:孤束核
この問題のポイント
味覚情報が脳幹で最初に入る中継核を問う問題です。顔面・舌咽・迷走神経の味覚線維は延髄の孤束核へ入ります。
解説
舌前方3分の2の味覚は顔面神経の鼓索神経、後方3分の1は舌咽神経、喉頭蓋付近は迷走神経が伝えます。これらの一次求心線維は延髄の孤束核吻側部へ入り、視床を経て大脳皮質の味覚野へ投射します。唾液分泌や嚥下などの反射にも連絡するため、味覚は単独の感覚ではなく摂食機能と密接です。
選択肢の確認
- a 孤束核:内臓感覚と味覚を受ける脳幹核で、図①に該当します。
- b 下唾液核:舌咽神経を介する耳下腺分泌の副交感神経節前ニューロンがあります。
- c 三叉神経運動核:咀嚼筋など鰓弓由来筋の運動を支配します。
- d 三叉神経中脳路核:咀嚼筋筋紡錘や歯根膜などの固有感覚に関わります。
覚えるポイント
味覚の入口は孤束核、顔面の一般知覚は三叉神経核、咀嚼運動は三叉神経運動核と分けます。