34AM008|第34回 歯科衛生士国家試験 過去問
破骨細胞を模式図に示す。矢印で示す部位から分泌されるのはどれか。1つ選べ。

解答・解説を見る
この問題は公式の採点上、採点対象外です。
正答
公式には採点対象外(学習上の想定論点:a:H⁺)
この問題のポイント
破骨細胞の吸収窩側にある波状縁で、骨基質を溶かすために分泌される物質を理解します。
解説
この設問は厚生労働省の取扱いで採点対象から除外されており、特定の選択肢を公式正答として扱いません。ただし学習上、破骨細胞は波状縁のプロトンポンプからH⁺を吸収窩へ放出し、局所を酸性化してハイドロキシアパタイトを溶解します。さらにカテプシンKなどの酵素が有機基質を分解します。炭酸脱水酵素により細胞内で生じたH⁺が利用され、HCO₃⁻は反対側の膜でCl⁻との交換などに関与します。図の向きや設問条件に曖昧さがあっても、骨吸収面の酸性化という原理は重要です。
選択肢の確認
- a H⁺:波状縁から吸収窩へ能動輸送され、骨塩を溶かすため、学習上もっとも中心的な物質です。
- b Ca²+:骨吸収で骨から遊離する側のイオンで、酸性化のため破骨細胞が分泌する主役ではありません。
- c HCO₃⁻:細胞内pH維持のため基底側膜で交換されますが、吸収窩を酸性化する物質ではありません。
- d HPO₄²⁻:骨塩分解に伴い生じ得ますが、破骨細胞が波状縁から酸として分泌するものではありません。
覚えるポイント
本問は公式には採点対象外です。学習では、破骨細胞の波状縁・H⁺分泌・酸性環境・カテプシンKを一連で整理します。