第35回・2026年

35AM006|第35回 歯科衛生士国家試験 過去問

分泌量の減少が骨粗鬆症の要因となるのはどれか。1つ選べ。

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正解a

正答

a:エストロゲン

この問題のポイント

骨代謝を保つホルモンと、閉経後骨粗鬆症との関係を理解しているかが問われます。

解説

エストロゲンには破骨細胞による骨吸収を抑え、骨形成と骨吸収の均衡を保つ作用があります。閉経に伴って分泌が低下すると破骨細胞の働きが相対的に強まり、骨量が急速に減少して骨粗鬆症の危険が高まります。顎骨も全身の骨代謝の影響を受けるため、歯科では年齢、閉経、既往歴、骨粗鬆症治療薬の使用状況を確認することが大切です。とくに骨吸収抑制薬を使用する患者では、侵襲的歯科処置に際して顎骨壊死のリスク評価も必要になります。

選択肢の確認

  • a エストロゲン:分泌低下が骨吸収を亢進させ、閉経後骨粗鬆症の主要因となります。
  • b オキシトシン:子宮収縮や乳汁射出に関与し、分泌低下が典型的な骨粗鬆症要因ではありません。
  • c テストステロン:骨量維持に関与しますが、この設問で代表的に問う閉経後の変化はエストロゲン低下です。
  • d プロゲステロン:月経周期や妊娠維持に関与しますが、骨粗鬆症の中心的説明ではありません。

覚えるポイント

閉経→エストロゲン低下→骨吸収亢進→骨量低下という流れを押さえます。骨粗鬆症患者では薬剤名と投与経路、投与期間も医療面接で確認しましょう。

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