32AM083|第32回 歯科衛生士国家試験 過去問
ヘルスリテラシーが高いと上昇するのはどれか。2つ選べ。
2つ選択
解答・解説を見る
正解: c・d
正答
c:自分の口臭への関心度、d:定期歯科健康診査の受診頻度
この問題のポイント
ヘルスリテラシーは健康情報を入手し、理解・評価して行動に活用する力である。高い人ほど口腔状態への気付きが増え、予防的受診を選びやすい。
解説
口腔保健情報を読み解ければ、歯周病と口臭の関係、喫煙や頻回間食の危険、定期診査の意義を自分の生活に結び付けられる。自分の口臭を意識して原因や対処を調べる関心は高まり、症状がなくても診査・プロフェッショナルケアを受ける行動へつながる。一方、間食回数や喫煙本数はう蝕・歯周病リスクを上げる行動で、適切な情報を活用すれば通常は減少方向を目指す。
選択肢の確認
- a 間食の回数:頻回な糖質摂取は歯面pHの低下回数を増やすため、情報を理解した人は回数と時間を整える方向へ行動を変える。
- b 1日の喫煙本数:喫煙の歯周病・口腔癌リスクを評価できれば、増加ではなく減煙・禁煙支援の利用が期待される。
- c 自分の口臭への関心度:口臭を口腔衛生や歯周病の手掛かりとして捉え、自身の変化を観察し情報を求める関心が高まる。
- d 定期歯科健康診査の受診頻度:予防と早期発見の利益を理解し、症状が出る前に継続受診する意思決定が増える。
覚えるポイント
ヘルスリテラシーは知識量だけでなく、情報へのアクセス、理解、批判的評価、実生活での利用まで含む。高いほど予防的な自己管理と受診につながる。