35PM008|第35回 歯科衛生士国家試験 過去問
唾石が生じる頻度が最も高いのはどれか。1つ選べ。
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正解: a
正答
a:顎下腺
この問題のポイント
唾石症が最も多くみられる唾液腺を問う問題です。長く上行する導管と、粘稠でアルカリ性の唾液をもつ顎下腺に好発します。
解説
顎下腺管は口底を前上方へ長く走り、舌下小丘に開口します。重力に逆らう流れ、導管の屈曲、カルシウムやリン酸塩を比較的多く含む粘稠な混合唾液などが唾石形成に関与します。食事時に唾液分泌が増えると閉塞部より腺側の圧が上がるため、顎下部の反復性腫脹や疼痛が典型です。
選択肢の確認
- a 顎下腺:大唾液腺の唾石症で最も頻度が高く、ワルトン管内に多く生じます。
- b 口蓋腺:口蓋に分布する小唾液腺です。唾石を生じることはありますが、最多ではありません。
- c 耳下腺:ステノン管に唾石を生じることはありますが、顎下腺より少ないです。
- d 舌下腺:複数の短い導管から口底へ開口する唾液腺で、唾石の頻度は顎下腺より低いです。
覚えるポイント
唾石症は『顎下腺』『食事時の腫脹・疼痛』『口底の導管』を結び付けて覚えます。