第46回・2023年
46A087|第46回 救急救命士国家試験 過去問
アルコール依存症について正しいのはどれか。1つ選べ。
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正解3
正答
3.飲酒のコントロールができない。
この問題のポイント
アルコール依存症の中核は飲酒のコントロールができないことなので、答えは3です。飲む量や行動を自分で止められなくなる(コントロール喪失)のが本質だからです。
解説
アルコール依存症では、飲酒への強い欲求(渇望)とコントロール喪失が特徴です。離脱症状、耐性(同じ量では効かなくなる)の形成もみられます。飲酒を最優先し、家族や仕事、趣味を犠牲にします。統合失調症や双極性障害のような内因性精神障害ではなく、物質による外因性の精神障害です。離脱症状は多くの人に起こりますが、離脱せん妄(振戦せん妄)に進むのは一部です。低酸素脳症ではなく、ウェルニッケ脳症や肝性脳症のリスクが高まります。
選択肢の確認
1.内因性精神障害である。:物質による外因性の精神障害です。
2.低酸素脳症を来しやすい。:直接の関連はなく、ウェルニッケ脳症などが問題です。
3.飲酒のコントロールができない。:依存症の中核症状です。正答です。
4.家族、仕事および趣味を優先する。:飲酒を優先し、これらを犠牲にします。
5.離脱症状を持つ大部分が離脱せん妄に進展する。:離脱せん妄に至るのは一部です。
覚えるポイント
「依存症=コントロール喪失・渇望・離脱症状・耐性・生活の破綻」。離脱期の痙攣とせん妄、ウェルニッケ脳症(ビタミンB1欠乏)に注意します。
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