Y2021M04E1Q3|第2021年4月公表(第一種) 第一種・第二種衛生管理者免許試験 過去問
法令に基づき定期に行う作業環境測定とその測定頻度との組合せとして、誤っているものは次のうちどれか。
解答・解説を見る
正解: 5
正答
5
この問題のポイント
作業環境測定の頻度は、有害要因ごとに異なります。本問では「1か月」「半月」「6か月」「1年」を、測定対象と結び付けて覚えているかが問われています。
解説
多量の低温物体を取り扱う寒冷な屋内作業場では、気温及び湿度を半月以内ごとに1回、定期に測定します。ドライアイスは多量の低温物体に当たるため、選択肢5の「1か月以内ごとに1回」は誤りです。
他の組合せは法令どおりです。非密封の放射性物質を取り扱う作業室の空気中の放射性物質濃度は1か月以内ごと、チッパーによる作業を行う騒音作業場の等価騒音レベルは6か月以内ごと、通気設備のある坑内作業場の通気量は半月以内ごと、鉛業務を行う屋内作業場の空気中の鉛濃度は1年以内ごとに測定します。
ひっかけポイント
「低温だから月1回程度」と感覚で選ばず、暑熱・寒冷・多湿の屋内作業場における温湿度測定は半月以内ごと、と数値で押さえます。
選択肢の確認
1.非密封の放射性物質を取り扱う作業室における空気中の放射性物質の濃度の測定……………………………………… 1か月以内ごとに 1回
記述として正しい。
非密封の放射性物質を取り扱う作業室では、空気中の放射性物質濃度を1か月以内ごとに1回測定します。
2.チッパーによりチップする業務を行う屋内作業場における等価騒音レベルの測定……………………………………… 6か月以内ごとに 1回
記述として正しい。
この騒音作業場では、等価騒音レベルを6か月以内ごとに1回測定します。
3.通気設備が設けられている坑内の作業場における通気量の測定……………………………………… 半月以内ごとに 1回
記述として正しい。
通気設備が設けられている坑内作業場の通気量は、半月以内ごとに1回測定します。
4.鉛ライニングの業務を行う屋内作業場における空気中の鉛の濃度の測定……………………………………… 1年以内ごとに 1回
記述として正しい。
鉛業務を行う所定の屋内作業場では、空気中の鉛濃度を1年以内ごとに1回測定します。
5.多量のドライアイスを取り扱う業務を行う屋内作業場における気温及び湿度の測定……………………………………… 1か月以内ごとに 1回
正答。記述として誤り。
正しい測定頻度は、半月以内ごとに1回です。
覚えるポイント
- 放射性物質濃度は1か月以内ごとです。
- 騒音は6か月以内ごと、鉛濃度は1年以内ごとです。
- 坑内の通気量と寒冷作業場の温湿度は、いずれも半月以内ごとです。