Y2025M04E1Q43第2025年4月公表(第一種) 第一種・第二種衛生管理者免許試験 過去問

第一種労働生理ストレス・睡眠

ストレスに関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

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正解: 3

正答

3

この問題のポイント

この問題では、ストレッサーストレス反応の基本が問われています。

誤っているものを選ぶ問題なので、正答の選択肢は「記述として誤り」です。

解説

ストレスは、外部からの刺激であるストレッサーに対して、心身に生じる反応です。

ストレッサーは必ず悪いものとは限りません。個人にとって適度なストレッサーであれば、活動性を高めたり、意欲、満足感、充実感につながることがあります。

一方、本人の能力や感性に合わないストレッサー、過大な負荷、長期間続く負荷は、不安、焦燥感、抑うつ感、疲労などを生じさせることがあります。

典型的なストレス反応では、自律神経系と内分泌系が関与します。副腎皮質ホルモンは、ストレス反応で分泌が増加する方向に働く代表的なホルモンです。

したがって、「副腎皮質ホルモンの分泌の著しい減少」とする選択肢3は誤りです。

ひっかけポイント
ストレス反応では、副腎皮質ホルモンやカテコールアミンが関与します。典型的反応として「著しい減少」と覚えないようにします。

メンタルヘルス対応のポイント
衛生管理者としては、ストレス要因の把握、相談体制、長時間労働の確認、配置転換後のフォロー、産業医や管理監督者との連携につなげます。

選択肢の確認

1.個人にとって適度なストレッサーは、身体的には活動の亢進を、心理的には意欲の向上、満足感、充実感などを生じさせる。
記述としては正しい。
適度なストレッサーは、活動性や意欲を高めることがあります。ストレスは常に悪い影響だけをもたらすものではありません。

2.個人の能力や感性に適合しないストレッサーは、心理的には不安、焦燥感、抑うつ感などを、身体的には疲労を生じることがある。
記述としては正しい。
本人に合わないストレッサーや過大な負荷は、心理面では不安や焦燥感、抑うつ感を、身体面では疲労などを引き起こすことがあります。

3.典型的なストレス反応として、副腎皮質ホルモンの分泌の著しい減少がある。
正答。記述としては誤り。
ストレス反応では、副腎皮質ホルモンの分泌は増加する方向に働きます。典型的な反応として著しく減少するとする説明は誤りです。

4.ストレスにより、高血圧症、狭心症、十二指腸潰瘍などの疾患が生じることがある。
記述としては正しい。
ストレスは、自律神経系や内分泌系に影響し、高血圧症、狭心症、消化性潰瘍などの発症や悪化に関係することがあります。

5.昇進、転勤、配置替えなどがストレスの原因となることがある。
記述としては正しい。
昇進、転勤、配置替えは、責任、人間関係、生活リズム、作業内容の変化を伴うため、ストレスの原因となることがあります。

覚えるポイント

  • ストレッサーは、心身に反応を起こす外部からの刺激です。
  • 適度なストレッサーは、意欲や充実感につながることがあります。
  • 過大なストレッサーは、不安、抑うつ感、疲労などにつながります。
  • ストレス反応では、副腎皮質ホルモンやカテコールアミンが関与します。
  • 昇進、転勤、配置替えもストレス要因になり得ます。

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