Y2026M04E1Q39|第2026年4月公表(第一種) 第一種・第二種衛生管理者免許試験 過去問
腎臓又は尿に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
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正解: 5
正答
5
この問題のポイント
この問題では、腎臓で尿がつくられる流れが問われています。
ポイントは、糸球体で濾過され、尿細管で必要な水分や電解質が再吸収されることです。
解説
腎臓では、血液が糸球体で濾過され、ボウマン嚢に原尿ができます。
原尿には水分、電解質、老廃物などが含まれますが、血中の蛋白質や血球は通常ほとんど濾過されません。
その後、原尿が尿細管を通る間に、水分、電解質、ブドウ糖などの必要な成分の多くが血液中へ再吸収されます。再吸収されなかった老廃物や余分な水分が尿として排出されます。
尿は通常、弱酸性です。弱アルカリ性ではありません。
ひっかけポイント
「糸球体からボウマン嚢へ濾過」「尿細管から血中へ再吸収」の方向を間違えないようにします。
選択肢の確認
1.尿は淡黄色の液体で、固有の臭気を有し、通常、弱アルカリ性である。
誤り。
尿は淡黄色で固有の臭気を有しますが、通常は弱酸性です。弱アルカリ性ではありません。
2.血中の蛋白質は、糸球体からボウマン嚢に濾し出される。
誤り。
蛋白質は分子が大きく、通常は糸球体からボウマン嚢へほとんど濾過されません。尿中に蛋白が多く出る場合は異常所見として扱われます。
3.血中の老廃物は、尿細管からボウマン嚢に濾し出される。
誤り。
血中の老廃物は、主に糸球体からボウマン嚢へ濾過されます。尿細管からボウマン嚢へ濾し出されるという方向が誤りです。
4.原尿中に濾し出された水分の大部分は、そのまま尿として排出される。
誤り。
原尿中の水分の大部分は、尿細管で血液中に再吸収されます。そのまま尿として排出されるわけではありません。
5.原尿中に濾し出された電解質の多くは、尿細管から血中に再吸収される。
正しい。
原尿中の電解質の多くは、尿細管で必要に応じて血液中に再吸収されます。体液の量や電解質濃度の調節に重要です。
覚えるポイント
- 尿は通常、弱酸性。
- 原尿は、糸球体からボウマン嚢への濾過でつくられる。
- 蛋白質や血球は通常ほとんど濾過されない。
- 水分や電解質の多くは、尿細管から血中へ再吸収される。