Y2026M04E2Q11第2026年4月公表(第二種) 第一種・第二種衛生管理者免許試験 過去問

第二種労働衛生労働衛生管理統計

1,000人を対象としたある疾病のスクリーニング検査の結果と精密検査結果によるその疾病の有無は下表のとおりであった。このスクリーニング検査の偽陽性率及び偽陰性率の近似値の組合せとして、適切なものは(1)~(5)のうちどれか。 ただし、偽陽性率とは、疾病無しの者を陽性と判定する率をいい、偽陰性率とは、疾病有りの者を陰性と判定する率をいう。 精密検査結果による疾病の有無 スクリーニング検査結果(人)                陽性 陰性 疾病有り            35  10 疾病無し           160 795 偽陽性率(%) 偽陰性率(%)

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正解: 4

正答

4

この問題のポイント

この問題では、スクリーニング検査の偽陽性率偽陰性率の計算が問われています。

分母を間違えないことが最重要です。

解説

偽陽性率とは、疾病が無い者のうち、スクリーニング検査で陽性と判定された者の割合です。

問題文の表では、疾病無しの者は次の合計です。

  • 陽性: 160人
  • 陰性: 795人
  • 合計: 955人

したがって、偽陽性率は次のように計算します。

  • 160 ÷ 955 × 100 = 約16.8%

偽陰性率とは、疾病が有る者のうち、スクリーニング検査で陰性と判定された者の割合です。

問題文の表では、疾病有りの者は次の合計です。

  • 陽性: 35人
  • 陰性: 10人
  • 合計: 45人

したがって、偽陰性率は次のように計算します。

  • 10 ÷ 45 × 100 = 約22.2%

よって、偽陽性率16.8%、偽陰性率22.2%の組合せを選びます。

計算の流れ
偽陽性率は「疾病無し」を分母にします。偽陰性率は「疾病有り」を分母にします。陽性者全体や陰性者全体を分母にしないようにします。

衛生管理者としての実務ポイント
スクリーニング検査は、早期発見に役立ちますが、偽陽性や偽陰性があることを理解して、精密検査や医師の判断につなげることが重要です。

選択肢の確認

1.16.0 0.1。
適切ではない。
偽陽性率は約16.8%、偽陰性率は約22.2%です。どちらも問題文の表から求める値と合いません。

2.16.0 1.2。
適切ではない。
偽陽性率は約16.8%であり、16.0%ではありません。また、偽陰性率は約22.2%であり、1.2%ではありません。

3.16.8 1.2。
適切ではない。
偽陽性率16.8%は合っていますが、偽陰性率は1.2%ではなく22.2%です。偽陰性率の分母は疾病有りの者45人です。

4.16.8 22.2。
適切である。
偽陽性率は 160 ÷ 955 × 100 = 約16.8% です。偽陰性率は 10 ÷ 45 × 100 = 約22.2% です。したがって、この組合せが適切です。

5.20.1 22.2。
適切ではない。
偽陰性率22.2%は合っていますが、偽陽性率は20.1%ではなく16.8%です。偽陽性率は、疾病無しの者955人を分母にして計算します。

覚えるポイント

  • 偽陽性率は、疾病無しの者を分母にする。
  • 偽陰性率は、疾病有りの者を分母にする。
  • 偽陽性率 = 160 ÷ 955 × 100 = 約16.8%。
  • 偽陰性率 = 10 ÷ 45 × 100 = 約22.2%。
  • スクリーニング検査の計算では、分母を先に決める。

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