32AM14|第32回 柔道整復師国家試験 過去問
柔道整復理論・外傷学骨折各論橈骨遠位端・手部骨折
第5中手骨頸部骨折で固定する関節と固定角度の組み合わせで正しいのはどれか。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
第5中手骨頸部骨折は、いわゆるボクサー骨折として出題されます。
固定では、手関節、MP関節、PIP関節、DIP関節の肢位を区別して覚えます。
解説
第5中手骨頸部骨折は、握りこぶしで物を打ったときなどに起こりやすい骨折です。遠位骨片が掌側へ屈曲する変形を起こしやすく、整復後は転位を防ぐ肢位で固定します。
固定肢位では、手関節は軽度背屈、MP関節は屈曲位、PIP関節とDIP関節は軽度屈曲位として整理します。
この問題では、正しい組み合わせとして「DIP関節-軽度屈曲位」を選びます。
固定で見るポイント
手の固定では、良肢位を意識します。手関節、MP関節、PIP関節、DIP関節はそれぞれ固定角度が違うため、まとめて暗記せず関節ごとに整理します。
選択肢の確認
1.手関節-軽度屈曲位
誤り。
第5中手骨頸部骨折の固定では、手関節は軽度屈曲位ではなく、軽度背屈位として整理します。手関節の屈曲固定は手指機能を妨げやすいため不適切です。
2.MP関節-90度屈曲位
誤り。
MP関節は屈曲位で固定しますが、この問題では90度屈曲位の組み合わせは正答として扱いません。第5中手骨頸部骨折では、関節ごとの標準的固定肢位を正確に整理する必要があります。
3.PIP関節-完全伸展位
誤り。
PIP関節を完全伸展位で固定すると、手指の機能肢位として不適切です。PIP関節は軽度屈曲位として固定するのが基本です。
4.DIP関節-軽度屈曲位
正しい。
DIP関節は軽度屈曲位で固定します。第5中手骨頸部骨折の固定肢位として正しい組み合わせです。
覚えるポイント
- 第5中手骨頸部骨折はボクサー骨折。
- 手関節は軽度背屈位として整理する。
- PIP関節とDIP関節は軽度屈曲位。
- 手の固定では、関節拘縮を防ぐため機能肢位を意識する。