32PM52第32回 柔道整復師国家試験 過去問

病理学・一般臨床医学外科・救急・麻酔手術・麻酔・胸腔ドレナージ

麻酔で誤っているのはどれか。

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正解: 4

正答

4

この問題のポイント

麻酔では、術中・術後合併症と気道管理器具の特徴を理解します。

ラリンジアルマスクは気道確保に用いられますが、誤嚥を確実に予防する器具ではありません

解説

腰椎穿刺後には、髄液漏出により頭痛が起こることがあります。起立や体動で悪化し、臥位で軽くなることが多いです。

悪性高熱症は、全身麻酔薬などを契機に起こる重篤な合併症で、異常高体温、筋強直、頻脈、代謝性アシドーシスなどが問題になります。

気管挿管時には、気道刺激により気管支けいれんが起こることがあります。喘息など気道過敏性のある患者では注意が必要です。

ラリンジアルマスクは声門上に置いて換気を行う器具です。気管チューブのように気管内をカフで密閉するものではないため、胃内容物の誤嚥を確実に防ぐことはできません。

救急・麻酔での注意点
気道確保器具は、換気ができることと誤嚥を防げることを分けて考えます。ラリンジアルマスクは誤嚥リスクがある症例では注意が必要です。

選択肢の確認

1.腰椎穿刺後の頭痛は体動で悪化する。
記述としては正しい。
腰椎穿刺後頭痛は、体動や起立で悪化し、臥位で軽減することがあります。髄液漏出が関係します。

2.悪性高熱症では異常高体温が起こる。
記述としては正しい。
悪性高熱症では異常高体温、筋強直、頻脈、代謝異常などがみられます。麻酔中の重篤な合併症です。

3.気管支けいれんは気管挿管時に起こりやすい。
記述としては正しい。
気管挿管は気道刺激となり、気管支けいれんを誘発することがあります。特に喘息患者では注意が必要です。

4.ラリンジアルマスクでは誤嚥性肺炎を予防できる。
正答。記述としては誤り。
ラリンジアルマスクは換気補助に有用ですが、誤嚥を確実に予防するものではありません。誤嚥リスクが高い場合は適応を慎重に考えます。

覚えるポイント

  • 腰椎穿刺後頭痛は起立や体動で悪化しやすい。
  • 悪性高熱症では異常高体温が重要。
  • 気管挿管時には気管支けいれんが起こり得る。
  • ラリンジアルマスクは誤嚥を確実に防げない。

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