32PM84第32回 柔道整復師国家試験 過去問

柔道整復理論・外傷学骨折各論大腿骨・膝蓋骨骨折

膝蓋骨骨折で誤っているのはどれか。

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正解: 2

正答

2

この問題のポイント

膝蓋骨骨折では、直達外力と介達外力による骨折型の違いを整理します。

粉砕骨折は、一般に直達外力で起こりやすいです。

解説

膝蓋骨骨折は、膝を直接打つ直達外力や、大腿四頭筋の強い収縮による介達外力で発生します。

直達外力では、膝蓋骨が直接圧迫され、粉砕骨折を生じやすくなります。

介達外力では、大腿四頭筋の急激な収縮により横骨折などが起こりやすいと整理します。

膝蓋支帯が断裂すると、骨片間の離開が大きくなり転位が高度になります。腱膜下骨折では伸展機構が保たれるため、膝伸展が可能なことがあります。また、分裂膝蓋骨は外傷性骨折と鑑別が必要です。

鑑別のポイント
膝蓋骨骨折では、直達外力は粉砕、介達外力は横骨折と整理します。分裂膝蓋骨は外上方に多く、圧痛や外傷歴の有無を確認します。

選択肢の確認

1.膝蓋支帯断裂の合併は転位高度となる。
記述としては正しい。
膝蓋支帯が断裂すると、伸展機構の連続性が失われ、骨片が離開しやすくなります。転位高度となる要因です。

2.介達外力で粉砕骨折が発生する。
正答。記述としては誤り。
粉砕骨折は膝を直接打つ直達外力で起こりやすい骨折型です。介達外力では横骨折が起こりやすいと整理します。

3.腱膜下骨折は膝伸展可能である。
記述としては正しい。
腱膜下骨折では伸展機構が保たれることがあり、膝伸展が可能です。伸展不能の有無は重要な評価点です。

4.分裂膝蓋骨と鑑別を要する。
記述としては正しい。
分裂膝蓋骨は膝蓋骨骨折と画像上似ることがあり、鑑別が必要です。外傷歴、圧痛、骨片辺縁の形状などを確認します。

覚えるポイント

  • 膝蓋骨粉砕骨折は直達外力で起こりやすい。
  • 介達外力では大腿四頭筋の牽引で横骨折を考える。
  • 膝蓋支帯断裂があると転位が高度になる。
  • 分裂膝蓋骨との鑑別が必要。

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