33AM7|第33回 柔道整復師国家試験 過去問
柔道整復理論・外傷学骨折各論上腕骨骨折
上腕骨外科頸外転型骨折の診察で誘導後の手順はどれか。 1.整復の準備 2.損傷部の確認 3.全身状態の観察
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正解: 4
正答
4.3→2→1
この問題のポイント
外傷患者の診察では、いきなり損傷部や整復操作に入るのではなく、まず全身状態の観察を行います。
その後、損傷部の確認を行い、必要に応じて整復の準備へ進みます。
したがって順序は、全身状態の観察 → 損傷部の確認 → 整復の準備です。
解説
上腕骨外科頸骨折では、肩周囲の疼痛、腫脹、変形、運動制限などがみられます。
しかし、外傷患者の対応では、局所の骨折だけに注目してはいけません。
まず、意識状態、顔色、呼吸状態、冷汗、めまい、ショック症状、他部位損傷の有無など、全身状態を観察します。
次に、損傷部を確認します。肩周囲の変形、腫脹、圧痛、皮下出血、異常可動性、軋轢音の有無、末梢循環、知覚・運動障害などを確認します。
上腕骨外科頸骨折では、腋窩神経や血管損傷の確認も重要です。
その後、整復が必要であれば、患者説明、体位、助手の配置、固定材料の準備など、整復の準備に進みます。
したがって、誘導後の手順は、3.全身状態の観察 → 2.損傷部の確認 → 1.整復の準備です。
選択肢の確認
1.1→2→3
誤り。
整復の準備を最初に行うのは不適切です。まず患者の全身状態を確認します。
2.1→3→2
誤り。
整復準備を先行させる順序ではありません。外傷対応では全身状態の観察が優先されます。
3.2→1→3
誤り。
損傷部の確認よりも先に、全身状態を観察することが大切です。また、全身状態の観察を最後にするのは不適切です。
4.3→2→1
正しい。
全身状態を観察し、次に損傷部を確認し、その後に整復準備へ進みます。
覚えるポイント
- 外傷対応は、まず全身状態の確認。
- 次に局所の損傷部を確認する。
- 整復や固定の準備は、全身状態と局所所見を確認した後に行う。
- 上腕骨外科頸骨折では、腋窩神経障害や末梢循環の確認も重要。