112C15|第112回 医師国家試験 過去問
二次医療圏について正しいのはどれか。
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正解: a
正答
a 都道府県が定める。
この問題のポイント
二次医療圏は、一般的な入院医療を地域で確保するために都道府県が医療計画で定める圏域である。
解説
二次医療圏は、主として一般的な入院医療に対応する医療提供体制を整える単位で、都道府県が医療法に基づく医療計画の中で設定する。地理的な条件、交通事情、住民の日常生活圏、患者の受療動向、医療資源などを踏まえて定め、多くは複数の市町村から構成される。人口だけで全国一律に区切るものではない。
一次医療は身近な外来診療など、二次医療は一般的な入院医療、三次医療は特殊で高度な医療という機能の違いを整理する。特定機能病院やドクターヘリを各二次医療圏に必ず1つずつ置く制度ではない。疾病や事業ごとの連携圏域は地域の実情に応じた設定も可能であり、すべての医療活動が同一の境界に固定されるわけではない。
選択肢の確認
a 都道府県が定める。
正しい。都道府県が医療計画の一部として、地理・交通・受療動向などを考慮して設定する。
b 特定機能病院を設置する。
誤り。特定機能病院は高度医療の提供、開発、研修などを担う病院であり、各二次医療圏への設置が必須という規定ではない。
c ドクターヘリを配備する。
誤り。ドクターヘリの配備は救急医療体制や広域の需要に応じて行い、二次医療圏ごとの必須配置ではない。
d 地域保健法によって規定される。
誤り。医療圏と医療計画の根拠は医療法である。地域保健法は保健所や市町村保健センター等の制度を扱う。
e 人口30万人を基準として設定される。
誤り。人口30万人という一律の基準では設定しない。人口規模に加えて地理、交通、患者流出入、病床などを総合的に考える。
覚えるポイント
二次医療圏は「都道府県・医療法・医療計画・一般的入院医療」の組み合わせで覚える。
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