112C23|第112回 医師国家試験 過去問
介護保険における要介護認定に必要なのはどれか。2つ選べ。
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正解: a・b
正答
a 訪問調査、b 主治医意見書
この問題のポイント
要介護認定では、生活上の介護の必要性を調べる認定調査と、医学的な情報を示す主治医意見書を用いる。
解説
介護保険の要介護認定は、病名だけでなく、日常生活でどの程度介護の手間が必要かを評価する制度である。申請後、市町村職員等の認定調査員が本人の心身の状態や生活上の支援の状況を調べる。主治医意見書では、疾患、心身の状態、特別な医療、介護上の注意点などの医学的情報を確認する。
これらを基に一次判定を行い、介護認定審査会が調査の特記事項や主治医意見書も踏まえて審査・判定し、市町村が認定する。ケアプランは認定結果と本人・家族の希望、生活課題などに応じてサービスの利用を計画するもので、認定審査に必要な資料そのものではない。認定の仕組みと、その後にサービスを組み立てる過程を区別する。
選択肢の確認
a 訪問調査
正しい。本人への訪問による認定調査で、身体機能、認知機能、日常生活上の介助などを確認する。
b 主治医意見書
正しい。疾患や治療、医学的な介護上の留意点を把握するために用いる。生活機能を医学的側面から補足する資料となる。
c 保健所長の許可
誤り。要介護認定を行うのは市町村で、保健所長の許可を受ける制度ではない。介護認定審査会の審査判定を経る。
d 年金手帳
誤り。年金手帳は年金制度に関係するもので、介護の必要性を判定するための資料ではない。
e ケアプランの作成
誤り。ケアプランは利用する介護サービスの計画である。認定申請中に暫定的に作る場合があっても、認定に必須の判定資料ではない。
覚えるポイント
要介護認定の基本資料は認定調査と主治医意見書。ケアプランはサービス利用の計画。
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