112E13|第112回 医師国家試験 過去問

内科系膠原病・リウマチ関節炎・リウマチ性疾患

関節リウマチの診断において最も有用なのはどれか。

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正解: e

正答

e

この問題のポイント

関節リウマチの診断では、滑膜炎を示す関節腫脹が重要です。非特異的な全身症状だけでは診断できません。

解説

関節リウマチは主に滑膜に持続する炎症を来し、腫れ・痛み・こわばりを生じます。診察では手指などの腫脹関節の数と分布、圧痛、持続期間を確認します。滑膜の腫れは軟部組織性で、変形性関節症の骨性膨隆と区別します。

RFや抗CCP抗体、炎症反応、画像は診断を補助しますが、抗体陽性だけで関節リウマチとはいえません。少なくとも関節炎があるか、その原因として感染や他の疾患がないかを評価します。

選択肢の確認

a 発 熱
誤り。発熱は炎症性疾患や感染症で広くみられ、関節リウマチに特異的ではありません。

b 冷 感
誤り。冷感は循環障害などで生じます。活動性の滑膜炎ではむしろ局所熱感を伴うことがあります。

c 皮 疹
誤り。皮疹はSLE、乾癬性関節炎などの鑑別には有用ですが、関節リウマチの中心所見ではありません。

d しびれ
誤り。しびれは神経障害や絞扼性ニューロパチーなどでも生じます。関節炎そのものの確認には腫脹が重要です。

e 関節腫脹
正しい。滑膜炎を示す重要な客観所見であり、関節の分布・持続期間などと合わせて診断します。

覚えるポイント

  • RAは滑膜炎を診察で確認。
  • 抗体や痛みだけでなく、腫脹関節の数と分布を評価します。

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