112E19|第112回 医師国家試験 過去問

内科系消化器内科食道・胃・十二指腸

胸やけの誘因となりにくいのはどれか。

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正解: b

正答

b

この問題のポイント

胸やけは胃内容の食道への逆流で起こります。胃内圧・腹圧の上昇や逆流しやすい食事・体位が誘因です。

解説

過食で胃が拡張し、肥満や前屈姿勢で腹圧が高まると逆流しやすくなります。高脂肪食は胃排出や下部食道括約部の機能に影響し、症状を誘発する場合があります。選択肢では通常の適度な運動が最も典型的な誘因とはいえません。

ただし、運動は絶対に胸やけを起こさないという意味ではありません。食直後の激しい運動や腹圧のかかる動作では逆流が増えることがあります。日常の適度な運動による体重管理と、症状を誘発する個別の運動条件を区別します。

選択肢の確認

a 過 食
誘因になります。胃が大きく膨らみ、胃内圧上昇や一過性の下部食道括約部弛緩を介して逆流しやすくなります。

b 運 動
正答。適度な運動は他の選択肢ほど典型的な誘因ではありません。ただし食直後の激しい運動では症状が出る場合があります。

c 肥 満
誘因になります。腹圧が高くなり、胃内容が食道へ戻りやすくなります。

d 高脂肪食
誘因になり得ます。胃排出の遅延や括約部への作用などから、症状を悪化させる場合があります。

e 前屈姿勢
誘因になります。腹部が圧迫され、胃内容が逆流しやすい体位です。

覚えるポイント

  • 過食・肥満・高脂肪食・前屈は逆流の誘因。
  • 運動は程度と食事との時間関係を考えます。

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