112E20|第112回 医師国家試験 過去問
糖尿病の患者における行動変容の準備期と考えられるのはどれか。
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正解: d
正答
d
この問題のポイント
行動変容の準備期は、近い将来、通常1か月以内に実行する具体的な意思がある段階です。すでに長く継続している維持期と区別します。
解説
「来月から間食をやめよう」と考えている人は、問題を認識し近い時期の実行を予定しているため準備期に当たります。まだ行動は始まっていないものの、実行に向けた計画づくりを支援する段階です。
行動変容段階は、無関心期、関心期、準備期、実行期、維持期に分けます。一般に実行から6か月未満は実行期、6か月以上の継続は維持期です。単に間食しているという情報だけでは、変える意思や予定が分からず段階を確定できません。
選択肢の確認
a 食後の運動を7か月続けている。
誤り。望ましい行動を7か月続けており、通常は維持期に当たります。
b 夕食後にデザートを食べている。
誤り。食行動は分かりますが、変えたい意思や開始予定が示されず、準備期と判断できません。
c テレビを見ているとついお菓子を食べてしまうことがある。
誤り。望ましくない行動があるというだけでは、変容の意思や準備状況は不明です。
d 糖尿病が悪化しているので来月から間食をやめようと考えている。
正しい。来月という近い時期に間食をやめる具体的な意思があり、準備期に相当します。
e 間食した後はストレッチ体操をすればよいと思っている。
誤り。対処についての考えはありますが、間食を減らす具体的計画や近い時期の実行意思は示されていません。
覚えるポイント
- 準備期は近い将来の具体的な実行意思。
- 実行後6か月未満は実行期、6か月以上は維持期。
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