112F27|第112回 医師国家試験 過去問
都道府県による地域医療構想において検討すべき内容に含まれないのはどれか。
解答・解説を見る
正解: b
正答
b
この問題のポイント
地域医療構想は将来の医療需要を踏まえ、病床機能の分化・連携などを進める枠組みです。保健所の配置計画とは主題が異なります。
解説
出題当時の地域医療構想は、都道府県が構想区域ごとの将来の医療需要と病床機能の必要量を推計し、医療機関の役割分担や連携を進めるためのものです。必要な医療人材や在宅医療などの提供体制も検討します。保健所は地域保健法に基づく保健行政機関であり、その配置自体を地域医療構想の検討内容とするものではありません。近年の構想の見直しでは病床だけでなく外来・在宅や連携も広く扱いますが、この基本的な区別は保ちます。
選択肢の確認
a 医療提供体制
含まれます。住民の需要に応じて医療機関が役割分担し、切れ目なく医療を提供できる体制を考えます。
b 保健所の配置
含まれないため正答です。保健所の配置は地域保健行政の体制に関する事項で、本問の地域医療構想の中心的な検討内容ではありません。
c 医療従事者の確保・養成
含まれます。必要な病床やサービスがあっても人材がいなければ提供できず、医療従事者の確保・養成を検討します。
d 医療需要の将来推計
含まれます。人口構造の変化などから将来の医療需要を推計し、整備の根拠とします。
e 病床の機能分化推進
含まれます。高度急性期・急性期・回復期・慢性期などの病床機能の分化・連携は主要な内容です。
覚えるポイント
地域医療構想は将来需要に合わせた医療提供体制の構想です。保健行政機関の配置と混同しません。
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