116B14|第116回 医師国家試験 過去問
総合診療・救急・ケア老年医学フレイル・栄養・嚥下
疾患・状態とそのリスクとなる行動との組合せについて誤っているのはどれか。
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正解: d
正解
d フレイル --------- 高齢者の強い咀噛力
解説
この問題は、各疾患や状態のリスクとなる行動や背景を対応づけられるかを問うものです。
誤っているのは フレイルと強い咀嚼力 の組合せです。
フレイルは、加齢に伴って身体的、精神的、社会的予備力が低下した状態です。
そのリスクとして問題になるのは、低栄養、筋力低下、活動量低下、口腔機能低下などであり、強い咀嚼力はむしろ健康的な側面です。
他の選択肢
- a 乳癌 --------- 飲酒習慣
飲酒は乳癌リスク上昇と関連します。 - b 肥満 --------- 速い摂食速度
速食いは過食につながりやすく、肥満のリスクです。 - c 食道癌 --------- 高温物の飲食嗜好
高温の飲食物は食道粘膜障害を繰り返し、リスク因子になりえます。 - e 骨粗鬆症 --------- 若年女性の過度の食事制限
骨量形成期の栄養不足は将来の骨粗鬆症リスクになります。
ひっかけポイント
高齢者関連の問題では、
咀嚼力低下 や 口腔機能低下 がフレイルと関係するのであって、
強い咀嚼力 はリスクではないという整理が大切です。
覚えるポイント
- フレイルのリスクは 低栄養、筋力低下、活動低下、口腔機能低下
- 強い咀嚼力 はむしろ良い要素です
- 他の組合せはどれも医学的に自然です