116E48|第116回 医師国家試験 過去問
内科系感染症ウイルス・輸入感染症
初診時に提出した検体の抗EBV VCA IgM抗体は陽性だった。 この患者で他者への感染源となる可能性が高いのはどれか。
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正解: c
正解
c 唾液
診断の整理
前問の経過に加えて、抗EBV VCA IgM抗体陽性であることから、この患者はEBウイルスによる伝染性単核球症と考えます。
なぜ唾液か
EBウイルスは、主に唾液を介して感染します。
そのため伝染性単核球症は、しばしばkissing diseaseと呼ばれることがあります。
したがって、他者への感染源として最も可能性が高いのは唾液です。
各選択肢の検討
a 尿
主要な感染源ではありません。b 汗
主要な感染源ではありません。c 唾液
正しいです。EBウイルス感染の代表的な感染経路です。d 糞便
通常の感染経路ではありません。e 血液
特殊な状況では問題となることがありますが、日常的な感染源として最も重要なのは唾液です。
ひっかけポイント
「ウイルス感染だから血液かもしれない」と考えたくなることがあります。
しかし、伝染性単核球症でまず結びつけるべきなのは唾液感染です。
覚えるポイント
EBウイルス = 伝染性単核球症 = 唾液感染
このつながりをセットで覚えると解きやすくなります。