117C1|第117回 医師国家試験 過去問
総合診療・救急・ケア総合診療身体診察・診断推論
腹部診察について、Traube三角を構成するのはどれか。3つ選べ。
3つ選択
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正解: b・c・e
正解
b 肋骨
c 腋窩線
e 肋骨弓
解説
Traube三角は、脾腫の有無を打診でみるときに重要な領域である。
左胸腹部にある半月状の打診領域で、代表的な境界は次の3つである。
- 上方が左第6肋骨、または左肋骨
- 外側が左前腋窩線
- 下方が左肋骨弓
したがって、選ぶべきなのは肋骨、腋窩線、肋骨弓である。
各選択肢の検討
a 脊椎
誤りである。Traube三角の境界には含まれない。b 肋骨
正しい。上方の境界を構成する。c 腋窩線
正しい。外側の境界を構成する。d 腸骨稜
誤りである。骨盤の指標であり、Traube三角とは無関係である。e 肋骨弓
正しい。下方の境界を構成する。
覚えるポイント
Traube三角は、左肋骨、左前腋窩線、左肋骨弓で囲まれる。
脾腫ではこの部位の鼓音が減弱、または消失する。