117C31|第117回 医師国家試験 過去問
社会医学・医療システム公衆衛生医療制度・社会保障
医療法に規定されていないのはどれか。
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正解: d
正解
d 医師の臨床研修
解説
医療法は、医療提供体制をどのように整備するかを定める法律である。
そのため、医療計画、医療圏、病床規制、地域医療構想、医療従事者確保などが規定されている。
一方で、医師の臨床研修は医師個人の資格取得後の研修制度に関する事項であり、主な根拠法は医師法である。
したがって、医療法に規定されていないのは d である。
各選択肢の整理
a 医療圏
医療法に規定される。医療計画の基本単位として重要である。b 基準病床数
医療法に規定される。病床の整備量を調整する仕組みである。c 地域医療構想
医療法に規定される。将来の医療需要を見据えて病床機能の分化、連携を進める考え方である。d 医師の臨床研修
医療法ではなく医師法が根拠である。これが正解である。e 医療従事者の確保
医療法に含まれる。地域で必要な医療提供体制を維持するうえで重要な柱である。
ひっかけポイント
「医療に関する制度だから全部医療法」と考えると誤りやすい。
国試では、医療提供体制は医療法、医師個人の資格や臨床研修は医師法と整理すると解きやすい。
覚えるポイント
医療法で押さえるべきなのは、医療圏、基準病床数、地域医療構想、医療従事者確保である。
臨床研修制度は医師法で覚える。