117F28|第117回 医師国家試験 過去問
社会医学・医療システム公衆衛生産業保健
高齢労働者の作業安全を図る取り組みとして適切でないのはどれか。
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正解: b
正解
b 警報音は高音域の音とする。
高齢労働者で配慮すべきこと
高齢になると、
- 視力の低下
- 平衡機能の低下
- 筋力低下
- 高音域の聴力低下
が起こりやすくなります。
そのため、作業環境はこれらを補う方向で整備する必要があります。
なぜ b が不適切か
加齢性難聴では、まず 高音域の聴力が低下 しやすいため、警報音を高音域だけにすると気づきにくくなります。
したがって、警報は聞き取りやすい音域を用い、必要に応じて光や表示も併用するのが望ましいです。
他の選択肢が適切な理由
a 通路の段差を解消する。
転倒予防として重要です。c 作業場所の照度を確保する。
視機能低下への配慮として適切です。d 危険箇所は標識で注意喚起する。
安全対策の基本です。e 腰を低い位置に下げてから重量物を持ち上げる。
腰部負担軽減に有効な正しい動作です。
覚えるポイント
高齢者の安全対策では、高音ほど聞こえにくくなる ことを押さえます。
そのため、不適切なのは 高音域の警報音 です。