117F29|第117回 医師国家試験 過去問
社会医学・医療システム公衆衛生生活習慣・健康づくり
生活習慣行動の変容に効果的でないのはどれか。
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正解: e
正解
e 変容が得られないときは意思を強く持つよう指導する。
行動変容で大切なこと
生活習慣の改善では、抽象的な精神論よりも、
- 具体的な目標設定
- 自己記録
- 周囲からの支援
- 行動変容ステージに応じた介入
が有効です。
なぜ e が効果的でないのか
「意思を強く持つように」とだけ指導しても、具体的に何をどう変えるか が示されません。
むしろ、うまくいかないときに自己効力感を下げ、失敗体験として残りやすくなります。
各選択肢の整理
a 自分で目標を設定する
本人が納得して決めた目標は継続しやすく、行動変容に有効です。
b 自分の行動を記録する
自己記録は セルフモニタリング であり、非常に有効な方法です。
c 行動変容の規範意識を高める
周囲の支援や社会的規範の理解は、行動変容を後押しします。
d 行動変容ステージに合わせた方法を選ぶ
無関心期、関心期、準備期、実行期、維持期など、段階に合わせた支援が重要です。
e 変容が得られないときは意思を強く持つよう指導する
効果的ではありません。これが正解です。
覚えるポイント
行動変容では 具体策 と 段階に応じた支援 が重要です。
精神論だけで押す方法は、国試では不適切と判断します。