118F9|第118回 医師国家試験 過去問
社会医学・医療システム医療倫理・医療安全医療安全・インシデント
お薬手帳の役割で正しいのはどれか。
解答・解説を見る
正解: a
正解
a 重複処方の防止
お薬手帳の役割
お薬手帳は、患者の服薬情報を一元的に把握するためのものです。
これにより、医師や薬剤師が処方内容を確認しやすくなり、安全な薬物療法につながります。
最も重要な役割の一つが、重複処方の防止です。
なぜ重複処方防止に役立つのか
お薬手帳があると、
- 他院で出された薬
- 市販薬
- 過去の副作用歴
- アレルギー歴
などを確認しやすくなります。
その結果、同じ成分や同系統薬の重複、相互作用の見落としを減らせます。
各選択肢の整理
a 重複処方の防止
正しいです。
お薬手帳の中心的な役割です。
b 薬剤医療費の適正化
結果としてつながることはありますが、直接の主目的ではありません。
c かかりつけ薬局の指定
お薬手帳にそのような機能はありません。
d ジェネリック薬品の普及促進
これも間接的な効果はあり得ますが、基本的役割ではありません。
e 薬剤師の判断による処方内容の修正
薬剤師は必要に応じて疑義照会を行いますが、独自判断で処方内容を修正する権限はありません。
ひっかけポイント
医療費適正化やジェネリック普及は、いかにもそれらしく見えますが、問われているのはお薬手帳そのものの基本的役割です。
覚えるポイント
お薬手帳は、
- 重複処方の防止
- 相互作用の確認
- 副作用歴やアレルギー歴の共有
のためのもの、と押さえておくとよいです。