119C64第119回 医師国家試験 過去問

基礎・検査・法医学法医学死亡診断・死体検案

集中治療が継続されたが患者は入院4日目に死亡した。家族に病理解剖について説明したところ承諾され、実施することとなった。 正しいのはどれか。

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正解: a

正解

a 解剖終了後は遺体を家族に返還する。

解説

病理解剖は、遺族の承諾を得て、死因や病態の詳細を明らかにするために行う解剖です。
司法解剖や行政解剖とは異なり、解剖終了後の遺体は家族に返還されます。

この問題では、病理解剖の基本的な取扱いを整理することが重要です。

各選択肢の整理

  • a 解剖終了後は遺体を家族に返還する。
    病理解剖ではこの対応が正しいです。
    正解です。

  • b 解剖に使用した器具は全て廃棄する。
    通常は適切に洗浄、消毒、滅菌して再使用します。

  • c 解剖を実施したことを警察に届け出る。
    病理解剖そのものについて警察への届出は不要です。

  • d 解剖に関わった医療従事者は予防抗菌薬を内服する。
    標準予防策を徹底しますが、一律に予防抗菌薬を内服することはありません

  • e 死亡診断書は病理解剖報告書が完成した後に発行する。
    病理解剖報告書の完成を待たず、通常は先に死亡診断書を発行します。

覚えるポイント

病理解剖は遺族の承諾のもとに行い、
解剖後の遺体は家族へ返還する。

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