27AM5第27回 精神保健福祉士国家試験 過去問

新カリキュラム(第27・28回)共通科目医学概論

肺炎に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。

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正解: 1

正答

1

この問題のポイント

肺炎について、原因菌、誤嚥性肺炎の好発年齢、口腔ケア、酸素化、診断の考え方を確認します。高齢者では典型的な高熱がないこともあるため、一つの症状の有無だけで判断しないことが重要です。

解説

市中肺炎では肺炎球菌が代表的で最も多い起因菌であるため、1が正答です。誤嚥性肺炎は嚥下機能や咳反射が低下しやすい高齢者などで起こりやすく、口腔内の細菌を減らす口腔ケアは予防に役立ちます。肺炎でガス交換が障害されると経皮的酸素飽和度は低下することがあります。また、高齢者や免疫機能が低下した人では発熱が目立たない場合があり、症状、診察所見、画像、検査を総合して診断します。

選択肢の確認

1.市中肺炎の起因菌は肺炎球菌が最も多い。
正答。肺炎球菌は成人の市中肺炎を引き起こす代表的な細菌であり、主要な起因菌として扱われます。

2.誤嚥{えん}性肺炎は若年者に多い。
誤り。嚥下反射や咳反射が低下しやすい高齢者、脳血管障害や神経疾患のある人などで起こりやすくなります。

3.口腔{くう}ケアによって増悪する。
誤り。適切な口腔ケアは口腔内細菌を減らし、誤嚥性肺炎の予防に役立ちます。

4.経皮的酸素飽和度(SpO2)が上昇する。
誤り。肺でのガス交換が障害されると、SpO2は低下することがあります。

5.肺炎の診断には発熱が必須である。
誤り。高齢者などでは発熱が明確でない肺炎もあり、発熱だけを必須条件にはできません。

覚えるポイント

市中肺炎の代表的起因菌は肺炎球菌です。誤嚥性肺炎は高齢者に多く、口腔ケアは予防方向、酸素化は低下方向と整理します。高齢者では発熱が乏しくても、呼吸状態や全身状態の変化を見逃さないことが大切です。

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