27AM1第27回 精神保健福祉士国家試験 過去問

新カリキュラム(第27・28回)共通科目医学概論

思春期・青年期における心身の特徴に関する次の記述のうち、正しいものを1つ選びなさい。

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正解: 2

正答

2

この問題のポイント

思春期・青年期は、身体が大きく変化すると同時に、自分を他者からどう見られているかを強く意識し、自分らしさを模索する時期です。身体発育の速さ、第二次性徴の男女差、アイデンティティ形成の途中であることを区別して考えます。

解説

思春期には身体像や周囲の評価への関心が高まり、自分の外見や言動を必要以上に意識する自意識過剰がみられることがあるため、2が正答です。身長・体重や生殖機能は急速に変化し、第二次性徴には男女で異なる特徴があります。青年期はアイデンティティをすでに完成している時期ではなく、役割や価値観を試しながら形成していく時期です。支援では、こうした一般的傾向を本人への決めつけにせず、発達の個人差や置かれた環境を併せて捉えます。

選択肢の確認

1.思春期には、男女ともに緩やかな身体の変化がみられる。
誤り。思春期には成長スパートや第二次性徴など、比較的急速で大きな身体変化がみられます。

2.思春期における心理的特徴としては、自意識過剰がある。
正答。身体像や他者からの評価への関心が強まり、自分を過度に意識することがあります。

3.思春期には、アイデンティティは形成されている。
誤り。思春期・青年期は、さまざまな役割や価値観を探索しながらアイデンティティを形成していく過程です。

4.第二次性徴に性差はみられない。
誤り。月経、精通、乳房や体毛の発達、声変わりなど、現れ方や時期には男女差と個人差があります。

5.青年期の死亡原因としては心疾患が最も多い。
誤り。青年期の死因を心疾患が最も多いとする記述は適切ではありません。死因統計は年齢階級ごとに確認する必要があります。

覚えるポイント

思春期は「急速な身体変化・第二次性徴・自意識の高まり」、青年期は「アイデンティティを探索し形成する時期」と整理します。一般的な発達課題を覚えつつ、一人ひとりの発達速度や文化的・社会的背景を尊重します。

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