27AM75|第27回 精神保健福祉士国家試験 過去問
ソーシャルワークの事後評価に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
事後評価は、支援終結時・終結後に、目標達成や生活状況の変化という結果だけでなく、支援過程、関係、本人の主観的満足度を振り返り、実践の質向上に生かす段階です。
解説
ソーシャルワークの事後評価(エヴァリエーション)では、クライエントと合意した目標がどの程度達成され、生活や社会機能がどう変化したかという結果評価を行います。同時に、支援方法と時期は適切だったか、クライエントの参加と自己決定が保障されたか、ワーカーの関わりや連携は適切だったかという過程も検討し、本人の主観的な満足度も確認します。したがって4が最も適切です。支援中の変化を継続的に確認しプランを修正するのはモニタリングであり、事後評価はモニタリングより前に限定して行うものではありません。プランニングは事前に目標・方法を組み立てる段階、エンゲージメントは初期に援助関係を築き希望を把握する段階です。評価結果は説明責任を果たし、今後の実践改善やアフターケアに生かします。
選択肢の確認
- 1.クライエントが望んだ場合においてモニタリングの前に行う。:適切ではありません。事後評価は支援終結時・終結後に行い、支援中に継続するモニタリングより前だけに行うものではありません。
- 2.クライエントの状況の変化に応じて行う。:適切ではありません。状況変化を継続的に把握し、アセスメントや計画を修正するのは主としてモニタリングです。
- 3.ワーカーがクライエントのプランニングに至る前に行う。:適切ではありません。プランニング前に行うのはアセスメントで、事後評価は支援を実施した後に成果と過程を振り返ります。
- 4.結果評価の他、クライエントの主観的な満足度や支援者の関わり方について行う。:正答であり最も適切です。目標達成等の結果と、本人の評価・満足、支援過程やワーカーの実践を多面的に検討します。
- 5.クライエントの希望や望みを聞き、エンゲージメントのプロセスに基づいて行う。:適切ではありません。希望を聴いて関係を形成するエンゲージメントは初期過程であり、事後評価の時期と主目的とは異なります。
覚えるポイント
モニタリング=支援中の継続確認・修正、事後評価=終結時・終結後の結果と過程の総括。目標達成だけでなく、本人の満足度、参加、支援者の関わりも評価します。