28AM9|第28回 精神保健福祉士国家試験 過去問
次の記述のうち、1歳頃の子どもにおける一般的な言語発達の状況として、最も適切なものを1つ選びなさい。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
乳幼児の言語発達を、クーイング、喃語、初語、二語文、助詞を含む文という順序で整理します。設問は1歳頃の一般的な目安を問うており、個々の子どもの発達には幅があります。
解説
1歳頃には、意味のある一語を話し始める初語がみられるため、3が最も適切です。喉を鳴らすようなクーイングは生後2~3か月頃、反復喃語は生後6~10か月頃にみられます。二語文はおおむね2歳頃、助詞を用いた文はそれ以後に発達します。発語の数だけでなく、指さし、視線、言葉の理解、他者とのやり取りも併せて捉えます。
選択肢の確認
1.「アー」、「クー」といった喉を鳴らすような発声をするようになる。
誤り。これはクーイングで、一般に1歳よりかなり早い乳児期前半にみられます。
2.「バババ」といった明瞭な音を発声するようになる。
誤り。反復する音は喃語の段階で、一般に初語が現れる1歳頃より前からみられます。
3.「ママ」、「マンマ」などの1単語を発するようになる。
正答。意味のある一語を発する初語は、一般に1歳頃の言語発達の目安です。
4.「パパ ダッコ」、「コレ ワンワン」などの2単語を文のように話すようになる。
誤り。二語文は語彙が増えた後、おおむね2歳頃にみられる発達です。
5.「ボク ハ イヤ」などの助詞を使った文を話すようになる。
誤り。助詞を用いて文法的な文を構成する段階は、1歳頃より後に発達します。
覚えるポイント
クーイング、喃語、1歳頃の初語、2歳頃の二語文という流れを押さえます。目安からの差だけで判断せず、理解や非言語的コミュニケーションを含む全体像を確認します。