28PM16|第28回 精神保健福祉士国家試験 過去問
次のうち、精神的不調の早期発見と予防につながる、精神保健に関する正しい認識や態度・行動を表す用語として、正しいものを1つ選びなさい。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
精神的不調を認識し、適切な対処や援助要請につなげるための知識・信念・態度を「メンタルヘルスリテラシー」といいます。
解説
メンタルヘルスリテラシーには、精神的不調のサインを理解すること、予防やセルフケアを知ること、専門的援助が必要な時に利用先を選ぶこと、偏見を減らして本人や周囲が援助を求めやすくすることなどが含まれます。知識を暗記するだけでなく、早期発見と適切な行動につなげる力です。支援者は、本人が情報を理解できる形で伝え、選択を強制せず、相談先へのアクセスを支えます。インフォームド・コンセントやアドヒアランスは医療上の協働に関する別概念です。
選択肢の確認
1.インフォームド・コンセント
誤り。十分な説明を受け、理解した上で本人が同意・選択する医療上の原則です。
2.メンタルヘルスリテラシー
正しい。精神保健に関する理解を早期発見、予防、援助要請へつなげる知識と態度・行動です。
3.アドバンス・ケア・プランニング
誤り。将来の医療・ケアについて本人を中心に繰り返し話し合う取組です。
4.モラトリアム
誤り。発達過程で社会的責任の引受けを猶予される時期を表す概念です。
5.アドヒアランス
誤り。本人が治療方針の決定に参加し、合意した治療を主体的に続ける考え方です。
覚えるポイント
メンタルヘルスリテラシーは「気づく・理解する・偏見を減らす・適切な助けを求める」力です。個人だけでなく地域や職場の環境づくりにも関わります。