59AM036第59回 作業療法士国家試験 過去問

関節リウマチ患者の日常生活の評価に用いられるのはどれか。

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正解: 3

正答

3.Steinbrocker のクラス分類

この問題のポイント

関節リウマチ患者の「日常生活の評価」という点で、問われているのは「機能的行動能力」(ADL:日常生活動作)の把握です。この評価には、患者が自ら行える生活行動(例:洗濯、食事、入浴)の状態が重要です。そのため、構造的変化や炎症の程度とは異なり、生活に支障があるかという「機能的側面」を捉える必要があります。

解説

Steinbrockerのクラス分類は、日常生活動作(ADL)の能力を4段階(クラスI〜IV)で評価する機能的分類です。クラスIは日常生活に支障なし、クラスIVは基本的な動作(例:着替え、移動)も困難な状態を示します。この分類は、患者の生活の質や作業療法の介入設計に直接関与するため、日常生活の評価に適しています。他の選択肢は、疾患の活動性や構造的変化を評価するものであり、生活行動そのものの能力とは異なります。

選択肢の確認

1.Larsen 分類:X線による関節破壊の程度を評価。生活行動とは無関係。
2.Lansbury 指数:炎症活動のスコア。機能的評価ではない。
3.Steinbrocker のクラス分類:ADL能力を評価。正解。
4.DAS 28〈disease activity score 28〉:28関節の炎症活動を数値化。生活行動とは無関係。
5.AIMS〈Arthritis Impact Measurement Scale〉:健康感やQOLを総合的に評価。ADLに限らないため、日常生活の「機能的」評価とは異なる。

覚えるポイント

「ADLの評価=Steinbrockerのクラス分類」という関係を暗記。構造的変化(X線)や炎症(DAS28)とは異なり、患者が自らできる生活行動を問う「機能的評価」は、この分類が最も適切です。作業療法では、患者の生活に支障があるかどうかを把握して介入設計を行うため、この分類は極めて重要です。

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