59AM046|第59回 作業療法士国家試験 過去問
うつ病の復職支援の説明で正しいのはどれか。
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正解: 5
正答
5
この問題のポイント
うつ病の復職支援(リワーク)において、作業療法が提供するプログラムの内容を理解することが重要です。特に、リワークプログラムに含まれる「教育プログラム」は、患者が疾患を理解し、再発予防に向けた行動を取れるようにするための核となる要素です。
解説
うつ病のリワークプログラムでは、単に職場に復帰するだけではなく、患者の生活習慣や認知、ストレス対応能力を向上させるための教育的介入が含まれます。その中で特に重要なのは、疾患理解や再発予防に関する講義形式の教育プログラムです。このようなプログラムは、心理教育、ストレス管理、認知行動療法、体力回復などと併せて実施され、患者が職場復帰に向けた自立的な行動を取れるように支えます。
リワークは医療機関(例:精神科デイケア)、地域障害者職業センター、EAP(従業員支援プログラム)などで提供され、いずれも「職場復帰に向けた準備」を目的としています。ただし、病状の回復そのものではなく、職業的スキルや環境への適応を重視します。
選択肢の確認
1.公務員はリワークを目的とした精神科デイケアの利用対象外である。
→誤り。公務員も含めたすべての職種が対象となる。
2.試し出勤(リハビリ出勤)とは産業保健スタッフ同伴での出勤である。
→誤り。試し出勤は段階的な出勤であり、同伴は必須ではない。
3.地域障害者職業センターのリワーク支援は病状の回復を目的とする。
→誤り。職業的準備を目的とし、病状回復は医療機関の責務。
4.急性期での安静・休養が終わり次第、リワークプログラムを導入する。
→誤り。症状の安定後、生活リズムが整った回復期に導入される。
5.リワークで実施されているプログラムには教育プログラムが含まれる。
→正しく、リワークプログラムの中心的要素の一つ。
覚えるポイント
「リワーク=職場復帰のための教育プログラムがある」がキーポイント。患者が自分自身の病状を理解し、再発を予防できるようになるための「教育的支援」が、作業療法のリワーク介入において不可欠です。