45AM050|第45回 視能訓練士国家試験 過去問
9 方向眼位での回旋偏位の定量に有用なのはどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
9方向眼位すべてで回旋偏位を定量できる検査を選ぶ問題です。
解説
**大型弱視鏡(シノプトフォア)**は、鏡筒の角度を変えることで9方向すべての眼位を作れ、スライドを回転させて回旋偏位を度数で定量できます。自覚的斜視角として水平・上下・回旋の3成分を同時に測れるのが強みです。
Hess赤緑試験は9方向の水平・上下偏位を図示しますが回旋の定量はできません。ニューサイクロテストやMaddox double rod testは正面視での回旋偏位の測定に用い、Mariotte盲点測定法は他覚的回旋の評価に使いますが9方向の定量には向きません。
選択肢の確認
1.大型弱視鏡
正しい。大型弱視鏡は9方向すべてで回旋偏位を自覚的に定量できる。
2.Hess 赤緑試験
誤り。Hess赤緑試験は水平・上下偏位を図示するが回旋は定量できない。
3.Mariotte 盲点測定法
誤り。Mariotte盲点測定法は他覚的回旋の評価法で、9方向の定量には用いない。
4.ニューサイクロテスト
誤り。ニューサイクロテストは正面視での自覚的回旋偏位の測定に用いる。
5.Maddox 杆による測定法
誤り。Maddox杆による測定法は主に正面視での偏位測定に用いる。
覚えるポイント
- 9方向の回旋定量=大型弱視鏡。
- 正面視の自覚的回旋=ニューサイクロテスト、Maddox double rod。
- 他覚的回旋=眼底写真(乳頭と中心窩の位置関係)。