51AM015|第51回 視能訓練士国家試験 過去問
調節障害をきたさない疾患はどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
調節障害をきたさない疾患を問う問題です。
解説
重症筋無力症は神経筋接合部(ニコチン性受容体)の障害です。毛様体筋は平滑筋でムスカリン性受容体を介して支配されるため影響を受けず、調節は正常に保たれます。瞳孔も正常です。
糖尿病(自律神経障害)、Adie症候群(毛様体神経節の障害)、動眼神経麻痺(副交感神経の障害)、Fisher症候群(瞳孔・調節の障害を伴う)では、いずれも調節障害が生じます。
選択肢の確認
1.糖尿病
誤り。糖尿病では自律神経障害により調節障害が生じる。
2.Adie 症候群
誤り。Adie症候群では毛様体神経節の障害により調節障害が生じる。
3.重症筋無力症
正しい。重症筋無力症では毛様体筋が影響を受けず調節は正常である。
4.動眼神経麻痺
誤り。動眼神経麻痺では副交感神経の障害により調節麻痺が生じる。
5.Fisher 症候群
誤り。Fisher症候群では瞳孔・調節の障害を伴うことがある。
覚えるポイント
- 重症筋無力症=眼瞼下垂・眼球運動障害はあるが、瞳孔と調節は正常。
- 動眼神経麻痺との鑑別点になる。
- Adie症候群=緊張性瞳孔・調節障害・腱反射消失。