51PM014|第51回 視能訓練士国家試験 過去問
眼鏡倍率について正しいのはどれか。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
眼鏡倍率の定義を問う問題です。
解説
**眼鏡倍率(spectacle magnification)**とは、屈折矯正した状態の網膜像の大きさと、矯正しない状態の網膜像の大きさの比をいいます。
凸レンズでは像が拡大し、凹レンズでは縮小します。強い不同視で左右の眼鏡倍率が大きく異なると不等像視をきたし、融像が困難になります。軸性不同視ではコンタクトレンズより眼鏡のほうが不等像視が少ない(Knappの法則)とされます。
選択肢の確認
1.物体からレンズまでの距離とレンズから像までの距離の比である。
誤り。物体距離と像距離の比は横倍率の定義である。
2.屈折矯正下の網膜像の大きさと標準的な網膜像の大きさの比である。
誤り。標準的な網膜像との比は相対眼鏡倍率の考え方に近い。
3.屈折矯正下の瞳孔径の大きさと標準的な瞳孔径の大きさの比である。
誤り。瞳孔径の比は眼鏡倍率とは無関係である。
4.屈折矯正下の網膜像の大きさと非屈折矯正下の網膜像の大きさの比である。
正しい。屈折矯正下と非矯正下の網膜像の大きさの比が眼鏡倍率である。
5.屈折矯正下の瞳孔径の大きさと非屈折矯正下の瞳孔径の大きさの比である。
誤り。瞳孔径の比は眼鏡倍率とは無関係である。
覚えるポイント
- 眼鏡倍率=矯正時/非矯正時の網膜像の大きさの比。
- 凸レンズで拡大、凹レンズで縮小。強い度数ほど影響が大きい。
- 不等像視は5%を超えると融像が困難になる。