53AM015|第53回 視能訓練士国家試験 過去問
前庭眼反射について誤っているのはどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
前庭眼反射の性質を問う問題です。
解説
前庭眼反射は内耳(半規管・耳石器)からの入力で駆動される反射であり、視覚入力を必要としません。暗闇でも、目を閉じていても働きます。したがって「誘発には視覚入力が必要である」は誤りです。
両眼共同性であること、半規管が回転角速度を感知すること、頭部の動きと逆向きに眼球を動かすこと、頭部傾斜時の眼球反対回旋に耳石器が関与することは、いずれも正しい記述です。
選択肢の確認
1.両眼共同性である。
誤り。両眼共同性であるという記述は正しい。
2.誘発には視覚入力が必要である。
正しい。前庭眼反射は内耳の入力で駆動され視覚入力を必要としない。
3.三半規管は頭部に加えられた回転角速度を感知する。
誤り。三半規管が回転角速度を感知するという記述は正しい。
4.頭部の動く方向と逆向きに眼球を動かして視線を安定させる。
誤り。頭部の動きと逆向きに眼球を動かすという記述は正しい。
5.頭部を左右に傾斜した際の眼球反対回旋には耳石器が関与している。
誤り。眼球反対回旋に耳石器が関与するという記述は正しい。
覚えるポイント
- 前庭眼反射=内耳の入力で駆動。暗闇でも働き、潜時が非常に短い。
- 視運動性眼振=視覚入力で駆動される。両者が協調して網膜像を安定させる。
- 人形の眼現象=前庭眼反射を利用した検査。乳児の外転の確認に用いる。