53AM063|第53回 視能訓練士国家試験 過去問
網膜対応検査について正しいのはどれか。2 つ選べ。
2つ選択
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正解: 2・3
正答
2、3
この問題のポイント
網膜対応検査の性質を問う問題です。
解説
網膜対応検査は、中心固視か偏心固視かで用いる方法が異なります。偏心固視があると中心窩を基準にした評価が成立しないため、残像法など固視の影響を受けにくい方法を選びます。また、異常対応が確認されれば、手術で眼位を矯正したときに背理性複視が生じうることを予測できます。
網膜対応検査は自覚的検査であり、日常視に近いのはBagolini線条検査(残像転送試験ではない)、両眼分離効果が高い検査では正常対応の結果が出やすくなります。
選択肢の確認
1.他覚的検査である。
誤り。網膜対応検査は自覚的検査である。
2.中心固視か偏心固視かで検査方法が異なる。
正しい。中心固視か偏心固視かで検査方法が異なる。
3.背理性複視の有無を予測することができる。
正しい。背理性複視の有無を予測することができる。
4.日常視に近い検査法は、残像転送試験である。
誤り。日常視に近いのはBagolini線条検査である。
5.両眼分離効果が高い検査法では異常対応に検出されやすい。
誤り。両眼分離効果が高い検査では正常対応の結果が出やすい。
覚えるポイント
- 分離が強い=正常対応の結果が出やすい。分離が弱い=異常対応が現れやすい。
- 分離が強い順=残像法>大型弱視鏡>Worth>Bagolini。
- 背理性複視=異常対応のまま手術で眼位を矯正したときに生じる。