53PM048|第53回 視能訓練士国家試験 過去問
黄斑部に新生血管をきたすのはどれか。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
黄斑部の新生血管をきたす病態を問う問題です。
解説
強度近視では、眼軸の伸長によりBruch膜に亀裂(lacquer crack)が生じ、そこから脈絡膜新生血管が網膜下へ侵入します。これが近視性脈絡膜新生血管で、変視症と中心暗点をきたします。若年でも発症するのが特徴です。
小口病・黄斑円孔・黄斑前膜・黄斑低形成では、いずれも新生血管は生じません。
選択肢の確認
1.小口病
誤り。小口病は先天停止性夜盲の一型で新生血管は生じない。
2.黄斑円孔
誤り。黄斑円孔では新生血管は生じない。
3.黄斑前膜
誤り。黄斑前膜では新生血管は生じない。
4.強度近視
正しい。強度近視ではBruch膜の亀裂から脈絡膜新生血管が生じる。
5.黄斑低形成
誤り。黄斑低形成では新生血管は生じない。
覚えるポイント
- 脈絡膜新生血管=加齢黄斑変性、強度近視、血管線条症、外傷性脈絡膜破裂。
- 近視性CNV=若年でも発症。抗VEGF薬が第一選択。
- 強度近視の合併症=後部ぶどう腫、網膜分離、網膜剥離、緑内障、固定内斜視。