50AM045|第50回 視能訓練士国家試験 過去問
黄斑回避を示す視野異常の原因部位はどれか。
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正解: 5
正答
5
この問題のポイント
黄斑回避を示す病巣部位を問う問題です。
解説
**黄斑回避(macular sparing)**は、同名半盲があるのに中心部の視野が保たれる現象で、後頭葉の病変で典型的にみられます。
黄斑に対応する後頭極の領域は、中大脳動脈と後大脳動脈の二重の血流支配を受けるため、後大脳動脈が閉塞しても中心部は保たれるからです。視索や視放線の病変では黄斑回避を伴いません。
選択肢の確認
1.網膜
誤り。網膜病変では黄斑回避という概念は当てはまらない。
2.視神経
誤り。視神経病変では片眼性の視野障害となる。
3.視交叉
誤り。視交叉病変では両耳側半盲となる。
4.視索
誤り。視索病変では不一致性の同名半盲となり黄斑回避は伴わない。
5.後頭葉
正しい。黄斑回避は後頭葉病変に特徴的な所見である。
覚えるポイント
- 黄斑回避=後頭極が中大脳動脈と後大脳動脈の二重支配を受けるため。
- 後頭葉病変=一致性の同名半盲+黄斑回避。視力・対光反射は正常。
- 視索病変=不一致性の同名半盲+RAPD。