54AM028|第54回 視能訓練士国家試験 過去問
視交叉が障害されたときにみられる視野異常はどれか。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
視交叉障害でみられる視野異常を問う問題です。
解説
視交叉では鼻側網膜からの線維が交叉します。この交叉部分が圧迫されると、両眼の鼻側網膜が担当する耳側の視野が欠けるため、両耳側半盲となります。
下垂体腺腫が最も多い原因で、下から圧迫するため上耳側から欠け始めます。垂直経線を境界とする視野欠損であることも特徴です。
選択肢の確認
1.左中心暗点
誤り。左中心暗点は左眼の視神経や黄斑の病変でみられる。
2.左同名半盲
誤り。左同名半盲は右側の視索以降の病変でみられる。
3.右水平半盲
誤り。右水平半盲は虚血性視神経症でみられる。
4.両耳側半盲
正しい。視交叉の障害では両耳側半盲となる。
5.右上1/4 同名半盲
誤り。右上1/4同名半盲は左側頭葉(Meyer係蹄)の病変でみられる。
覚えるポイント
- 両耳側半盲=視交叉の病変(下垂体腺腫、頭蓋咽頭腫、鞍結節髄膜腫)。
- 下から圧迫(下垂体腺腫)=上耳側から欠ける。上から(頭蓋咽頭腫)=下耳側から。
- 視交叉より前=片眼性、後=両眼性の同名半盲。