50AM044|第50回 視能訓練士国家試験 過去問
応急処置として流水による洗眼が必要なのはどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
化学外傷に対する応急処置を問う問題です。
解説
薬剤の誤点眼は化学外傷にあたるため、直ちに大量の流水で洗眼して原因物質を洗い流すのが最優先の応急処置です。とくにアルカリは組織深部へ浸透するため、一刻も早い洗眼が予後を左右します。
スキー後の眼痛(紫外線角膜炎)は冷罨法と点眼、打撲は安静と眼球破裂の評価、角膜穿孔と鉄片の眼内飛入は洗眼してはならず、眼球を圧迫せずに直ちに専門的治療へつなぎます。
選択肢の確認
1.スキー後の眼痛
誤り。紫外線角膜炎には冷罨法と点眼で対応する。
2.自打球による打撲
誤り。打撲では安静を保ち眼球破裂の有無を評価する。
3.白癬菌薬の誤点眼
正しい。薬剤の誤点眼は化学外傷であり直ちに流水で洗眼する。
4.稲穂による角膜穿孔
誤り。角膜穿孔では洗眼せず眼球を圧迫しないよう保護する。
5.工事現場での鉄片の飛入
誤り。眼内異物が疑われる場合は洗眼せず専門的治療につなぐ。
覚えるポイント
- 化学外傷=直ちに大量の流水で洗眼。アルカリはとくに緊急性が高い。
- 穿孔・眼内異物が疑われる場合は洗眼も圧迫も禁忌。
- アルカリは融解壊死で深部へ浸透、酸は凝固壊死で表層にとどまる。